桜が好きです.
桜は上を向いて歩かせてくれる.
桜は日本人であるということを意識付けてくれる.
桜は普段意識していないグレーな街並を彩りながら
ランドスケープやレベル差を感じさせてくれる.
桜は静的な風景に動きをつけてくれる.
桜は考えるきっかけを与えてくれる.
桜が好きです.
-お知らせ-
活版印刷の受注を始めました.
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桜は日本人であるということを意識付けてくれる.
桜は普段意識していないグレーな街並を彩りながら
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お知らせです.
朗文堂さん主催の活版凸凹フェスタ2010に印刷の余白Lab.と共に出展します.
活版凸凹フェスタは,活字版印刷にまつわるさまざまを集めた楽しいお祭りです.
活版の他にも,凸版による箔押しや版画等の展示や一部販売,ワークショップ等もあるそうです.
活版に少しでも興味がある方は実際に肌で感じられる必見のイベントです.
初出展の為,まだ様子が分かりませんが何か活版の新しい視点をお見せ出来たらと思います.
あちらべは一部販売も考えておりますので乞うご期待.
尚,開催期間中はずっとおりますので,お越し下さった際は是非気軽にお声がけを.
< 活版凸凹フェスタ2010 in 日展会館 >
【会 期】2010年5月2日(日)―5日(水・祝)
10:00―17:00(最終日は16:00まで)
【会 場】日展会館 2F イベントスペース
東京都台東区上野桜木2―4―1
【主 催】朗文堂 アダナ・プレス倶楽部
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※追記
出演作家等が決定したそうです.
活版業界では大御所さんばかりですね.
どんなものが出てくるのか楽しみです.
【出展作家】
青葉 瀧/アダナ・プレス倶楽部(大石薫)/ananaspress(都筑晶絵+山元伸子)/阿部真弓/石神嘉兼
/印刷の余白Lab.+あちらべ
/smbetsmb/おいかわみちよし/凹凸舎(大沼ショージ)/尾田美樹/海岸印刷/球根舎(小畑裕子)/九ポ堂/亀井純子/真田幸文堂(真田幸治)/しまりすデザインセンター(石松あや)+まさなりみゆき/たなか鮎子/田中智子/田中裕子/ツバメ活版堂+kneoten+山元裕子/つるぎ/TokyoPear(スミスダレン・恵梨子)/ハナブサ・プレス/ヒロイヨミ社(山元伸子)/史緒/文香(栃木香織)/megropress/山﨑祐三子/山崎洋介/山田理加/山猫や(木月禎子)/ユニバーサル・レタープレスと溝川なつ美/横島大地/羅久井ハナ/RakuDesign Studio(渡邉正央)/riviera press(浅井陽子)/龍骨堂/リュース オ ボウ(佐藤礼子)/Lingua Florens(桐島カヲル)
【学校法人】
女子美術大学短期大学部造形学科デザインコース/常葉学園大学造形学部杉田研究室/日本大学藝術学部美術学科/武蔵野美術大学造形学部基礎デザイン学科
【出展企業】
アワガミファクトリー/印刷工房 河内や/活版工房(弘陽、中村活字、東條メリー、金子瞳美、斉藤隆夫、赤井都、内田由紀子)/KK印刷株式会社/真映社/通称 活版印刷屋(株式会社大伸)/デザインのひきだし(グラフィック社)/Puli Paper Company Limited+廣興紙寮+紙匠工房
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先日,あちらべとして初出張で千歳へ行ってきました.
現地は最高気温-10℃と猛暑.
千歳空港へ着いてから初北海道を堪能する間もなくすぐクライアントの事務所へ移動し,
当初は社長さんお一人という話でしたが,役員3人も参戦と話がいきなり違う中,
早速プレゼン開始.
約1時間のプレゼンが終わり,無事よい方向へ.
昼食を食べた後,別件の打ち合わせ.
こちらは色々と難航し,なんだかんだで初上陸の一日目があっという間に終わる.
二日目は猛吹雪という最高の北国日和の中,
スケジュールが急遽開いたので大学時代に研究室で共に悩んだ友人に会いに札幌へ.
連絡しても駅に着くまで信じてもらえなかったけど,改札での6年ぶりの再会は爆笑で.
上の写真で分かる通り,雪祭りの時期もあって札幌を案内してもらいながら
おいしいコーヒーとともに6年の穴埋めとものづくりの話を.
ちなみに2枚目の写真は雪祭りのイベント会場にあった喫煙所のロゴ.
一面真っ白な雪国ならではのデザインされたプレハブとロゴが一際目立っていた.
フライトの時間もあり,ゆっくり出来なかったがなんとも充実した初出張と初上陸でしたとさ.
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なんと清水さんがその場で彫られた種字を頂いてしまいました!!
宝物にさせて頂きます.
唐突でしたが,
先日,活字地金彫刻師・清水金之助さんの米寿記念実演会(大田文化の森)に行ってきました.
「活字地金彫刻師」とは,「種字」を手彫り且つ原寸で凸刻する職人さん.
「種字」とは,活版印刷で使用する活字のもととなる母型(凹型)を作るための,
さらにもう一段階もととなる大元の活字.
もう少し噛み砕くと,
活字地金彫刻師が彫る→種字(逆字)→母型→活字(逆字)
の流れです.
上記に記した様に種字は左右逆字です.
そうです逆なのです。逆ですよ?信じられますか?
「活字種字地金彫り」は「直彫り」とも呼ばれますが,
本当に小さいものに清水金之助さんは下書きも無く淡々と同じ高さで逆字を彫っていくんです.
よくわからないけど彫るだけなら誰かしら出来そうだと思った皆さんにもう一つ,
活字とは基本的に一字で完結して使用するものではないので,
文章として組んだ際に文字の大きさや書体の特徴,位置といったものが
違和感なく並ばないといけないのです.
しかも逆字です.
いつも通りの格好でいつも通りの道具でいつも通りの照明で淡々と彫り始めた清水さんは
「彫っている間もいつでも質問してくださいね」とおっしゃってましたが,
周りを囲んでいる人たちはその「神業」に吸い込まれ,
いつしか息すら出来ないぐらい黙って見入ってしまっていました.
そんな中,私や周りの方々が清水さんとの会話で印象に残っていることの中に,
「筆を持つと手が震えるけど、彫刻刀を持つと手が震えない.」
「新しい書体や花形であっても見れば彫れる.」
「年々巧くなっていく.自分でも驚いている.」
「何時間彫っても,まったく肩がこらない。」
「現役引退後、40年ぶりに彫ったら簡単だった.」
「もう一生彫り続けます.」
等々,天性の才能と尋常じゃないであろう努力の結晶から導き出された
このコトバに喝を入れられました.
予定があり二次会には参加出来ませんでしたが,
帰り際に「活版を残そうと微力ながら活動を始めました.」とお伝えしたら、
清水さんから
「あなたが企画して、私を呼んでください。この方法を出来るだけ多くの方々に伝えたいから.」
と贅沢なお言葉を頂戴しました.
現代のデジタル文字の原型がこの手から生まれたかもしれないと思うと,
是非生でみんなに見て感じて欲しいと思うのでした.
今後出来るだけ早い段階で実現するべく,
どういった企画であればより多くの人に伝えることが出来るのか,
“あちらべ”なりの方法を考えていきたいと思います.
何か、こんな企画があればいいなとアドバイスやご意見等がございましたら
お気軽にメールを頂けたらと思います.
mail : contact@achirabe.com
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本日よりあちらべによる活版活動を始めることとなりました.
活版印刷に触れたのが昨年の初め.
そこで体験したのは.
「自分の眼で全神経を使い一字一字探し出し.拾い.揃え.組み立て.
そしてプレスして初めて印刷物という物質になる」
というとっても手間がかかる手段でした.
この一見面倒な行為は.
まるで人の性格や感情までも投影させてしまうような
そんな魅力を持っていました.
しかしその一方で.効率よくいかに均質に作るかといったデジタル化の流れによって
カメラのフィルムと同様に衰退の道を辿っている活版印刷.
何かこの手段を残す為に.自分なりに関わる方法はないかと模索しながらも
まずは行動していこうと決めました.
ヒトとモノが関わりを持つこの活版印刷という一つの手段を.
50年後も当たり前の様に残っている為に.
まずは受注活動を始め、少しずつ伝えていければと思います.
よろしくお願い致します.
詳しくはこちら(あちらべ活版)
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あけましておめでとうございます.
あちらべは今年新たな試みをしようと思っております.
詳しくは近日発表させて頂きますが,新年が明けてワクワクしております.
ヒトとモノが少しでもあちらの良い方向に回転するように.
今年もよろしくお願いいたします.
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2009年もあと僅かになって参りました.
そろそろ今年を振り返りましょう.
今年はなんと言っても出会いに恵まれた一年でした.
デザインに限らず.色々なジャンルの方々やモノと出会い.
それこそ色々なプロジェクトに参加することが出来.濃い一年を遅れたと思っております.
本当に皆様ありがとうございました.
その一つの出会いをきっかけに.
来年は新たな事業も始めようと企んでおりますので乞うご期待.
来年もあちらべを宜しくお願い致します.
ではでは.皆様よいおとしをお迎えください.
あちらべ
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こちらも時間差になってしまいましたが,
誰が見ても日本が誇る美男美女とはこの二人だろうという方の結婚式にて,
またまた映像関係と併せて新居案内等のグラフィックも作成させて頂きました.
新居案内の方の要望としては高級感が欲しいとのことでしたので,
パール系の紙で角度によって色が変わるペルーララスターで決定.
写真だと分かりにくいのですが,
角度によって煙突やドアが見える仕掛けをメジュームで仕上げました.
それにしても本当に美男美女って存在するんですね.
おめでとうございます.
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神奈川県大和市中央林間に「℃ooya(コーヤ)」という理容店があります.
このお店が2周年を迎えるというので,DMを作成させて頂きました.
実は,ここは二年前に初めて一貫したブランドづくりをさせて頂いたお店で
人生のターニングポイントでもある思い入れの強いお店なのです.
ブランドづくりは,お店のコンセプトからネーミング,
ロゴ等のグラフィック,ホームページから什器,内装まで正に全て.
まだまだ若い僕に任せてくれたオーナーの川上さんには感謝しっぱなしです.
お店はというと,美容ではなく理容店なのですが
”老若男女を受け入れたい”というオーナーの一見無茶な希望に、
これでもかと話し合って作り上げた内装には老若男女は勿論、
週末は予約を取らないとほぼいっぱいという人気店に.
嬉しい限りです.
そんな「℃ooya(コーヤ)」はピッカピッカの三年生なのです.
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随分と前になってしまいましたが,
友人の結婚式にてオープニングムービーやプロフィールビデオをはじめ,
二次会の映像や新居案内等をもろもろ作成させて頂きました.
新居案内では昭和のレトロ感が欲しいという事で,
用紙をハーフエア(コルク)でインクは特色の紺を練ってもらい,活版印刷を使用しました.
二人とも本当におめでとう.
これからもニヤニヤ顔とともにお幸せに.
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